2014年6月23日月曜日

新しい聖霊降臨の出来事!!


6月6日、以下のような「至急のお知らせ」が駐日教皇大使ヨゼフ・チェノットゥ大司教から、日本カトリック司教会議の会長・岡田大司教に送られ、それはすぐに全国の司教様たちに送られました。これを受けて勝谷司教様も同じ日にファックスで北海道の各「教会の皆様へ」と、その「至急のお知らせ」を送られました。これはおそらく日本の教会で初めての出来事だったと思います。

至急のお知らせ

 ご存じのように、教皇様は、聖地巡礼中の5月25日に、イスラエルのシモン・ペレス大統領とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長に対し、平和のたまものを神に強く願い求めるために共に祈るよう呼びかけました。そして、この祈りの集いをご自分の家で主催することを提案されました。
 み旨に従い、その集いは2014年6月8日、聖霊降臨の主日の午後に行われます。そこには、コンスタンチノープル総主教バルトロマイ一世も出席されます。
 教皇様は、すべての信者がこの瞬間を共にすることを強く望んでおられます。それにより、神に向けたこの祈りがさらに強まり、イエス誕生のときに天使が告げた平和がイエスの聖地についに訪れるでしょう。
 したがって、わたしは、司教、修道者、そしてすべての信者の皆様に、この祈りに霊的に加わるようお願いします。また、すべての善意の人々も、心の底からこの祈りを共にしていただければ幸いです。そうれば、ペトロの墓から発せられた平和への祈りが世界の隅々に広がるでしょう。「あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、わたしの天の父はそれをかなえてくださる」(マタイ18・19)。教皇フランシスコは、主のこの約束が果たされると信じています。

 主において、兄弟愛のきずなを新たにしつつ、皆様のご多幸をお祈りします。
         駐日教皇大使 ジョセフ・チェノットゥ大司教

 実際、聖霊降臨のこの日、バチカンの庭で対立する政治指導者たちが教皇と共に平和を求めて共に祈りました。そして全世界の教会と善意の人々が心を合わせてこの祈りに参加しました。これは、まさに21世紀の新しい聖霊降臨の出来事と言えるのではないでしょうか。

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