2015年11月10日火曜日

釧路から雪の便り

北海道は本格的な冬を迎えました。釧路にも10月25
日には初雪が降り、11月8日は零下1度を記録し、車
もスノータイヤに履き替えました。

道東の牧師会が、10月26日、標茶のメノナイト教会
であり、川上、渡辺、中村が参加し、「安保法制に反対
する北海道宗教者の会」と、どう関わるかなど話し合い
しました。

11月1日。諸聖人の祭日には道東地区(釧路、根室、
中標津、厚岸、帯広、柏林台、池田、本別の8つの小
教区)の北海道宣教100年を記念してカトリック大会
が行われました。午後からは勝谷司教を囲んで教会の
現状と課題と、これから100年の宣教にどう取り組む
かが話し合われました。勝谷司教はミサの説教で
「聖人とは私たちがイメージしている聖なる人でなく、
マタイ5章イエスが告げる「幸いな人」で、「出かけていく
宣教」は「貧しい人」、「迫害さ れ、虐げられている人」と
どうかかわるか、「正義を実現する」ためにどう生きる
かにかかっていると述べられた。
 
 
翌日の2日、3日は緑が丘の修道院で、OFM釧路地区兄弟
集まりがあり、これからの道東地区での取り組みのな
かで、厚岸教会は主日のミサに2,3人しか参加がなく
釧路の巡回とすることを目指しながらも、そこで教会共
同体をどう残すかが話し合われた。
 
札幌教区の正平担当司祭に任命されている兄弟中村は、北
6地区の初めての正平代表者会議が3日に札幌で行わ
れ、これに参加した。正平担当司教である勝谷司教も、教区
としての正平のこれからの取り組みについての指針を述べ
られた。この日は、各地区の正平担当の代表者だけでなく、
各地の「ピース9会」の代表も参加し、59名の参加者となり、
各地区の活動報告と、これからの課題を話し合った。