2011年2月14日月曜日

喜びを共に...韓国で司祭叙階式


2月9日、韓国・テジョンのモクトン教会(修練院がある)で二人の若いフランシスカンが司祭に叙階されました。叙階式の司式をされた司教も、もと韓国管区の管区長だったユ・ザベリオ新司教で、初めての司祭叙階とあって喜びに喜びが重なりました。新司祭となられたソ・パウロ兄弟と、キム・アロイジオ兄弟が10年前志願者の時に、私は彼らの聴罪司祭として同伴させていただいた縁があって、司祭叙階の喜びを共にさせていただきました。
 この日の夜ソウルに戻り、もと生野教会の熱心な信者だったユ・ヒリッポさんの家を尋ねました。彼は不思議な縁があって、韓国人の青年で司祭職を目指しているが年齢の制限などで壁にぶつかっている人たちと出会い、彼らを日本の教会に紹介するという役割を実施しておられ方です。現在福岡教区と大分教区、鹿児島教区に数名の司祭志願者を紹介され、しかも志願者たちが司祭になるまで支援するためにご夫人とともに後援会を作り霊的のみならず、経済的支援にも努力しておられると聞き驚きました。現在、日本聖地巡礼を企画され、「平和新聞」にも大きく取り上げられていました。お二人んの願いは日韓の信仰の交流を深めることだそうです。