2009年6月4日木曜日

聖心の御像は黙って微笑んでいるようです。


 
5月のブログに「イエスの聖心は花盛り」と書きましたが、実は御像自体は長い間、風雨にさらされて、お顔を始め結構あちこち汚れやシミがこびりついているのが気になっていました。それで御心の月にはいった6月1日、思い切って化粧直しよろしく掃除に取り掛かりました。長年のしみ込んだ汚れはなかなか取れませんでした。それでもイエス様にはお喜びいただいたようです。
 翌日、ひょんなことからある信者のご夫妻に温泉つきの山登に誘われ喜んで出かけました。お昼には、「天地人」の最初の場面に出てくるような鼻曲山(1655m)の頂上で、御ミサを捧げました。ちょうどこの日は浦和教区の司教様の零名の祝日に当たっていましたので司教様と浦和教区のために祈りました。

新緑の山を降りて、深い山間の霧積温泉についたのは4時過ぎでした。いまから35年前、神学生の頃、軽井沢から鼻曲がりを経てこの温泉に来たことがありました。温泉につかり、体を洗ってた時ふと昨日の御心のことを思い出しました。

 博多仁和加にこんな落ちがあります。
 「あんたくさ、温泉に連れて行ってやるて いいよんなったが、
ありゃー どげんなっとーとな?」
 「ありゃー 温泉のことじゃけん ゆー ばっかり」

でも、御心はだまってそっと素敵なプレゼントを下さったようです。