2009年4月21日火曜日

ガリラヤで内観、そして



復活の次の日から私のサバティカルがはじまりました。サボティカルにならないように、まずはカトリック内観をはじめられた藤原直達師のセミナーに参加しました。場所はガリラヤ湖を彷彿とさせる琵琶湖のほとりにある唐崎修道院です。
ペトロは兄弟たちと漁に出ます。それが徒労に終わった時、復活されたイエスが岸辺から声を掛けられます。「船の右側に網を下ろしなさい。そうすればとれる」と。内観的には、心の深みに網をおろす事なのでしょう。
4月20日、北浦和の修練院にやってきました。約40年前、修練者としてはじめてここにきました。それから20年後主任として派遣され、今回は第3修練?のためにやってきました。
祈りと食事の時には5分前にチャイムがなり、晩課には6人の兄弟とお隣の長崎純心会の6人の姉妹が詩篇などみな歌います。長老の兄弟の力強いみ言葉の朗読が心に響きました。そして夕食の時、イタリア人の兄弟が「日本のだよー」といってついでくれたワインがこれまたひとしおでした。

ご復活を祝ってエマオの旅へ




復活祭おめでとうございます。私たち関西地区のフランシスコ会の兄弟たちは週のはじめの日、エマオの旅へ出かけました。長い間病院司牧をされた兄弟の送別と、新しく韓国から来られた若い兄弟歓迎も兼ねて、神戸森林植物園に11時すぎに集合。簡単な昼食後、兄弟たちはかわるがわる88歳になる兄弟を車椅子で案内しながら、新緑の森を桜吹雪を浴びながら散策しました。

3時すぎに、親子の羊たちがのんびり草を食んでいる六甲山牧場を回って、今日のメイン、有馬温泉に5時ごろ到着。心と体を癒す。それから夕食は、一行がファミレスに入ろうとしたとき、会計の兄弟が今日は復活祭だからといって、なんと神戸牛の高級ステーキ・レストランへ。綺麗なお嬢さんがピアノを弾いておりました。

ある兄弟が臆せずAmazing graceをリクエストしました。
Amazing grace how sweet the sound
“はかり知れない主の恵み、なんと甘美な味わい”