2007年9月14日金曜日

那須の「山の家」にて

 9月2日から8日までまる1週間、那須の「山の家」で、北関東地区の兄弟たちと共に黙想会に参加してきました。講師はローマで教会史を勉強してこられたと言うカルメル会の大瀬神父様でした。まだ40台の若いカルメル会士で、最近書き上げられたばかりの論文「カルメル会の馨り」をもとに日本とのかかわりのあった有名無名の宣教師、殉教者、聖人たちの、華やかな歴史には現れてこない生き方、現実の歴史の流れの中で神の道具となっていった不思議な歩みを新しい切り口で興味深く話してくださいました。
 
 早坂司教とコルベ神父と聖女テレジアの繋がりとか、日本の最初の男女カルメル会士たちの隠された経緯など、目からうろこの話がたくさんありました。私はこの話を聞きながら、今年日本宣教100年を迎えるフランシスコ会のことを思い少しさびしい思いをしました。というのは、私をはじめ多くの兄弟はほとんど興味も関心も持っていないのではないでしょうか。実際、最初の兄弟たちがどのようにしてやってきたか、その背景には何があったのか、彼らはどのように福音を生き、どのように伝えたのか私はまったく知りません。

 *管区本部より:フランシスコ会再宣教100年のために宣教の歴史の小冊子を作成中とありました。今から心待ちにしています。

久しぶりの更新です

 久しぶりの更新です。実はブログ更新の仕方が分らなくなっていました。幸いパソコンに詳しい方に教えていただき再び大阪生野から、いろんな出来事、出会い、日々の思いを発信していきたいと思います。