2008年2月29日金曜日

日本26聖人の跡をたどって巡礼。



 2008年2月11日 加古川から姫路区間17kの巡礼に、生野の共同体のルカ兄弟、ウルバン兄弟、シモン兄弟、ヨハネ兄弟、シメオン兄弟が老いに鞭打って参加しました。アッ韓国の兄弟、ヨハネとシメオンの2人はまだ若くて元気です。

 ルカ兄弟は巡礼参加者を出迎えるために、一足早く出発。他の兄弟は、8時10分、ワゴン車でJR加古川駅まで。集合時間より30分前に到着。80名以上の方が駅前に集合し、第1巡礼地加古川教会へ。ここで聖歌集と平和巡礼のバッジをいただき、最初の祈りを捧げる。 加古川教会は神戸地震のあと新築された教会で、パイプオルガンと鐘楼がひときわ目立っていました。クレト兄弟はライトバンで伴走し、遅れて到着した人を駅まで迎え、午前中お年寄り方たち3人を車に乗せることになりました。

 関西地方は前日まで記録的な大雪で、心配された天候はうそのように晴れ渡り、小春日のさす暖かい日差しの中を、目的地・姫路教会まで、親しい人、懐かしい人、新しい人との出会いを楽しみながら歩きました。 お昼は、国道2号線沿いにある「阿弥陀」という4辻の横の、ちょっとした広場でいただきました。すぐ側にコンビニもあり、温かい飲み物やお弁当を買ったり、また何よりもお手洗いを借りれたのはありがたいことでした。これも仏様のお陰かと感謝しながら、お昼の祈りを捧げ、26聖人殉教者の連祷を唱えました。

 関西地区在世フランシスコ会の主催で、今年は26回目。参加者たちの顔ぶれは京都・大阪・兵庫各地の在世会員をはじめ、OFM,コンベンツアル、女子のフランシスカン・ファミリーの修道会姉妹たち、一般信徒の方や信徒でないけどフランシスコを慕う方たちも家族ぐるみで参加された。結構お年を召した方が多く、途中の駅から参加した方もあり、最後の姫路教会のミサにだけでもと集まった方たちは総勢120人にもなりました。

 帰りはルカ兄弟も一緒に6人でワゴンに乗り姫路を5時に出発。高速では渋滞に巻き込まれ生野に着いたのは午後8時。車の中で、みんな聖霊の息吹でなく、いびきに満たされていました。目覚めて祈っていたわけではありませんが、お腹がすいて目覚めると、昼の残りのパンやおにぎり、そして誰かがもらったバレンタインチョコなどを分かち合って食べました。いびきに悩まされながらもずっと運転してくれたヨハネ兄弟、ご苦労さんでした。