2015年9月29日火曜日

大雪山に積雪!

 北海道ははや冬の訪れとなり、釧路の修道院では朝晩ストーブをたいています。皆様の所ではいかがでしょうか。

 安保法案が憲法に背き、民意に背き、手続きにも背き、強引に強行採決がなされ、日本の政治も冬の時代に入ったかのようです。しかし、919日教会はすぐに抗議声明を出しました。 http://www.jccjp.org/jccjp/home_files/2015.9.19%20statement.pdf

さらに、日本カトリック正義と平和全国集会が21日から24日まで東京で開催され、基調講演の中で、中野晃一師は、安倍政権が目指している方向性を歴史修正主義の暴走と非難し、「東アジアにおける平和と社会正義のために今」のテーマで、奥田愛基さんを中心としたSEALDsなど若者の活動に、大学の教授や憲法学者、弁護士などが連帯し、若いママさんたちも互いにつながって声を上げ、いま日本に新しい動きができていることを語られた。

 今回の全国大会の特徴の一つは海外からも参加があり、「東アジアにおけるカトリック教会の脱原発の連帯を考える」分科会では韓国から司教、司祭、信徒の方が参加され、その中にフランシスコ会の兄弟もいました。ちなみに、韓国から一行は、代々木公園で開催された「923さよなら原発、さよなら戦争全国集会」にも参加され、連帯を呼びかけるスピーチには25千人の参加者から大きな拍手を浴びました。
 
この後、韓国からの一行は福島に向かわれ、これに勝谷司教も同行し、福島被災者との交流を深められました。私たち北海道から参加したものは、代々木公園から渋谷駅までのデモ行進にも参加し、脱原発と安倍政権打倒を叫びながら歩きました