2009年5月10日日曜日

イエスの聖心は花盛り


私が、この聖心に挨拶して修練院に入ったのは今から40年前のことでした。そして25年前、北浦和教会の主任として赴任した時、やはりこのイエスの聖心が迎え入れてくださった。今イエスの聖心は文字通り花盛りです。4月26日(日)、私の修道名としていただいた聖クレト教皇(呼ばれたたものの意)の祝日に、ここでミサをお捧げできたことはまことに感謝でした。 

4月28日から5月1日まで瀬田の神学校で生涯養成のコースに参加しました。
40数名の兄弟たちが参加し、管区長はじめスタッフの兄弟6名の兄弟が私たち小さき兄弟会の原点である「会則」について、それぞれの体験を分かち合ってくれました。私たち参加者も真剣に「会則」に向かいあい、分かち合いました。「兄弟と共に住むことは美しく楽しいこと」と詩篇の祈りにあり、師父フランシスコは「まことに、母がその肉親の子を養い愛するとすれば、兄弟たちはどれほど心を込めてその霊的兄弟を愛し養わなければならないであろうか。」(会則第6)といっていますが、グル-プではシビアな現実がオフレコでわかちあわれました。
 考えて見ますと、日本管区の全兄弟の半数にも達する約50名もの兄弟が3泊4日の生涯養成に一堂に集い、真剣に祈り、聞き、話し合得たこと事態、素晴らしいことであったと思いました。かつて神学1年生としてここに入学した時のように、お聖堂も食堂も兄弟たちで溢れていました。食堂ではお告げの姉妹たちが美味しい食事を心込めて作ってくれていました。レクレイションでは久しぶりに会えた兄弟たちとの懐かしくも楽しいひと時を(夜遅くまで)過ごしました。スタッフと瀬田の兄弟たちの心使いに心から感謝しました。

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